自動車保険 等級 下がる

自動車保険の新規契約時に設定される6等級未満の等級のことをデメリット等級と呼びます。デメリット等級になると割引率が低くなり、3等級以下だと割増料金に。そんなデメリット等級でも使える対処法をご紹介します。

自動車保険 等級 下がる 》 デメリット等級の対処法|5等級以下でも保険料を抑えるには

自動車保険の新規契約時に設定される6等級未満の等級のことをデメリット等級と呼びます。デメリット等級になると割引率が低くなり、3等級以下だと割増料金に。そんなデメリット等級でも使える対処法をご紹介します。

自動車保険の初回契約時の6等級よりも低い等級をデメリット等級と言います。デメリット等級は保険料の割引率が低く、3等級以下になると割引どころか割増料金になってしまうほど損失の多い等級です。そこで求められるのが保険料を少しでも抑える方法は無いのか?ということ。

私に思いつく保険料を安く抑える方法は3つあります。一つは満期日から保険契約を更新せず13か月待つこと。別居している家族や友人の名義で自動車保険を契約すること。保険会社を変更して保険料を安くすることです。13か月待つというのは無保険状態になるということで、運転しないことを前提としていますが、無保険だからといって車を運転できないわけではありませんが、万が一のことを考えると無保険で運転する人はいないでしょう。

別居家族や友人名義で契約することもできますが、この方法ではうまく補償を設定しないと、万が一の事故の際に補償を受けられない可能性もあります。ですから一番現実的なのは保険会社を変更すること。デメリット等級でも契約できる安い保険会社選ぶのがいいです。
デメリット等級について詳しく知る前に等級について詳しく知っておきましょう。車の運転者にはリスクがあります。そのリスクに対して補償を付けるのが保険。リスクの大きさに応じて保険料の割引や割増金額を決めています。そのリスク選定の指標となるものがノンフリート等級ですが、ノンフリート等級を用いた契約がノンフリート契約です。フリート契約が10台以上の車を所持する場合なのに対し、ノンフリート契約は9台以下の自動車保険。ほとんどの方がノンフリート契約となっていることでしょう。

ノンフリート契約では等級が20等級まであり、初めてノンフリート契約した時は6等級からはじめることになります。事故などを起こして等級が下がることを等級ダウン事故と呼びますが、無事故状態を1年間続ければ一年に1等級ずつ上がっていきます。逆に等級が低いと割引率も低く、3等級以下だと割増になります。

等級リセットの方法

厳密に言うと等級をリセットする方法はありません。ここでは13か月以上無保険状態で6等級でスタートすることを便宜的に等級リセットとしています。例えば1等級までダウンしてしまうと、6等級へ戻るまでに最短でも5年はかかってしまいます。それを13か月で6等級へ戻れるのですから、無保険状態を13か月続けるというのは簡単そう。しかし、今まで運転していた人が、急に車を運転しないというのも現実的ではありません。ですから、等級リセットはよほどの覚悟がないかぎり、あまりおすすめできる方法ではありません。

よく勘違いされているのが、保険解約日から8日以上間を空ければ等級もリセットされるのではないかということ。確かに7等級以上の場合は、保険会社乗り換えの場合に8日以上空けると等級は引き継げません。これを逆に利用しようとしても無駄だということ。6等級以上のメリット等級は引き継げないことはありますが、デメリット等級は最低13ヶ月間は引き継がなければいけないのです。

保険会社の変更

保険会社を変更しても等級リセットはできませんが、保険会社を乗り換える時には、全保険会社の保険証券が必要です。保険証券が無くても証券番号が分かればいいです。なぜ証券番号さえ分かればいいのかというと、保険会社同士で情報共有しているからです。

情報共有の中心は日本損害保険協会という財団法人で、さまざまな自動車保険会社の管理をしています。証券番号さえあればいいというのは、この日本損害保険協会へ照合すれば確認することができるということ。虚偽の情報で保険契約しても絶対にバレるというのは、こういうことからきています。

先程デメリット等級についてお伝えしましたが、デメリット等級だと保険料が割高になるので虚偽の申告をする人が多いのです。こういう虚偽の申請を防ぐために「1~5等級・割増料率適用対象契約制度」があります。この制度があることでデメリット等級の方は虚偽の情報で保険契約することができないのです。デメリット等級だけでなく、過去に事故を起こしていることも判明してしまいます。

その他にもセカンドカー割引についても日本損害保険協会では調べることが可能。セカンドカー割引では2台目の等級を7等級からはじめることができますが、嘘の報告をしてもセカンドカー割引を適用することはできないのです。

虚偽の情報で契約できたとしても後でバレてしまいます。バレた時には追徴金を支払うことになりますが、悪質だと判断されて契約解除ということもあります。悪いことしか無いので虚偽報告は止めましょう。
等級リセットの方法は13ヶ月間無保険状態で待つしかありません。損保会社を変更して等級リセットすることができると勘違いされている方もいらっしゃいますが、保険会社同士はお客様に関する情報を共有しているのでごまかすことはできないのです。よく、トラック共済や教職員共済なら大丈夫ではないか?と考える方もいるでしょうが、その点でも情報は共有されているのです。

また、新しい車を購入したとしても等級リセットはできません。できることはできるのですが、その方法は前の車にデメリット等級を適用したまま、新しい車で新しい等級でスタートできますが、2台分の保険料を支払うことになりますので意味がありません。

手の込んだ方法で、契約者の名義を同居家族に変更すればいいのでは?と考える方もいます。契約者を変更してしまえば等級をごまかせるのではないかというもの。これは等級引継ぎの手続きをすれば等級リセットできるのではという考え方ですが、実は逆。等級リセットができるのは別居親族か友人の名前へ名義変更することです。ですが、この方法もデメリット逃れになるという声もあり、あまりおすすめできるものではありません。
やはり、デメリット等級でも保険料を抑えられる方法は損保会社を乗り換える方法です。トラック共済や教職員共済以外ならどこの損保会社でもOKですが、保険の契約期間内に解約する時には注意すべき点があります。

任意保険は期間中でも途中解約することができます。それは3年契約や7年契約などの長期契約でも同じ。途中契約では損保会社へ連絡して解約日を自分で決めることができます。他社への乗り換えで等級を引き継ぐ時には前契約と次契約の間を空けないこと。8日以上間を空けてしまうと等級を引き継ぐことができなくなるので注意しましょう。

自動車保険を途中解約する時には解約払戻金を返金してもらえます。解約払戻金については短期率というものが影響し、未使用分の全額が戻ってくるというわけではありません。解約払戻金の算出は『100%-短期率×年間保険料』という計算式で算出することができます。1年契約だとして、3ヶ月で解約すると55%。半年で解約しても30%、11ヶ月目の解約だと5%ほどしか戻ってこないことは覚悟しておいてください。短期率は会社によって異なりますが、参考にはなるでしょう。

損保会社を乗り換える際の注意点

損保会社を乗り換える時には注意する点がいくつかあります。各保険会社により保険内容も違い、補償内容や特約、ロードサービスなど、乗り換え先でも同じように使えるかは事前に調べておきましょう。チェックする項目は補償範囲、補償内容、保険料、特約、ロードサービスなどです。

具体的には余計な補償は無いか?余計な特約は付けてないか?年齢条件を低くしたままでないかなどについて、点検の意味も含めて見直してみるといいでしょう。特に個人賠償責任特約や自転車特約などは他の損害保険と重複していることもあります。

乗り換え先のサービスが現状のサービスと変わらないかも調べるべき。事故の際の駆けつけもすぐに着てくれるか?宿泊費用の負担があるか?会員向けのサービスなどもしっかりと調べておきましょう。

以上のことを踏まえ、細かいところまで点検して満足できる乗り換えにしていきましょう。